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都市ガスってどんなもの?メリット、デメリットについて知っておこう

ご家庭で使用するガスには、大きく分けて都市ガスとプロパンガスの2つがあります。
プロパンガスについては当サイトの別のページでも詳しく解説していますが、都市ガスとはどのようなものなのでしょうか?
都市ガスの特徴を捉えながら、そのメリット、デメリットについて知りましょう。

都市ガスの特徴

そもそも都市ガスとは、製造工場で作られたガスを地下に埋められたガス管を通して供給されるタイプのガスのことです。地形などによりガス管が通らない場所もあるため、利用者は主に都道府県の人口の多い都市に集中しています。
都市ガスは電気や水道などと同じく公共料金で、会社は国や自治体への届出なく勝手にガス料金を決めることはできません。プロパンガスは自由料金のため会社の数も多くありますが、都市ガス会社は全国で約200社ほどです。
都市ガスは、ご自宅の地域で供給している都市ガスと自治体のガス局両方と契約することで供給を受けることができます。
現在日本の都市ガスには、6A・5C・L1・L2・L3という発熱量の低いグループと、13A・12Aという発熱量の高いグループの7種類があります。この中でも13Aが主流で、東京都をはじめとしてよく使われています。都市ガスはその種類ごとに使用するための器具が異なるため、引っ越しなどの際に使い回しはできません。ご注意ください。

都市ガスの原料

都市ガスには、主に天然ガスが使用されています。この天然ガスはメタンを主成分としており、常温では液化しないためプロパンガスのようにガスボンベを使っての運搬ができません。そのため、都市ガスはガス管を通して各ご家庭に届けられています。
実は天然ガスには臭いがなく、色も味もありません。しかしそのままの状態だとガス漏れに気づかず危険なため臭いをつけているのです。あのガス特有の臭いをつけることは、法律で義務付けられています。
天然ガスには有害な一酸化炭素などは含まれておらず、大気汚染物質の排出も少ないため地球に優しく安全な燃料です。
日本では天然ガスをオーストラリアやマレーシアなどから輸入しています。天然ガスを-162℃以下の液体にし、体積を600分の1にしてLNG(液化天然ガス)の状態でタンカーで運搬され日本に届けられます。天然ガスは海外のみならず、北海道や千葉など国内でも採掘することができます。

都市ガスのメリットとデメリット

都市ガスのメリット

都市ガスは何といっても料金が安いです。プロパンガスの場合は運搬などをはじめとして人件費がかかりそれを料金に上乗せされてしまいますが、都市ガスはガス管を通しているため人件費分安いのです。また、公共料金であるため頻繁な値上げもありません。プロパンガスは自由料金ですので、プロパンガス会社が独自に値上げをしてしまいます。このような心配がないのは非常に安心です。
また、都市ガスは場所をとるということがありません。これがプロパンガスですと、ガスボンベの設置場所が必要なため場所を取ってしまうのです。都市ガスであれば、場所を確保せずともガスの供給ができます。
さらに都市ガスは各家庭のガスメーターにマイコンメーター組み込まれています。もし長時間ガスが大量に使われていた場合や急にガス圧が低下した場合など、異常が起きたときには自動的にガスが止まります。仮に震度5以上の地震など大災害が発生した場合でもすぐにガスを遮断することができるので、都市ガスは安全性が高いといえます。

都市ガスのデメリット

先に挙げたように、都市ガスは種類によって器具が異なるので、引っ越しをする際は新しくその場所のガスにあった器具を買い替えないといけません。プロパンガスですとどの会社でも成分はほとんど変わらないため、器具の使い回しが可能です。
新規で都市ガスに切り替えるためには、高い工事費用がかかります。プロパンガスの場合10万円未満で抑えられる設置費用も、都市ガスの場合は15万円程度かかってしまいます。その上もしもご自宅の近くに都市ガスのガス管が通っていなかった場合は、更に工事費用が上乗せされてしまうのです。
また、大災害の発生時は都市ガスが止まってしまいます。ガス管は地下の深いところを通っているため、復旧にはかなりの日数を要します。

 

いかがでしょうか。
都市ガスとプロパンガスそれぞれのメリット、デメリットを踏まえ、ご家庭にあったガス会社の選択を行ってください。

災害に強いプロパンガス

プロパンガスは高いし、いっそオール電化にしてしまおう!などとお考えの方はいらっしゃいませんか?
でもその判断は時期尚早です。プロパンガスには最大のメリット「災害に強い」という特徴があります。
ここでは、なぜプロパンガスが災害に強いといわれているのかを解説致します。

プロパンガスと地震

プロパンガスには地震発生時の二次災害を防ぐ工夫が施されています。
ガスメーターには、マイコン制御装置が組み込まれています。これをマイコンメーターと呼び、ガス漏れなどによるガスの圧力低下やガス使用量が急激に上がった場合、自動的にガスが遮断されます。また、プロパンガスを使っている最中に震度5以上の大きな地震を感知した場合も同様にガスを遮断してくれるシステムになっています。
ガスが遮断された場合、マイコンメーターに記号が表示されます。記号は地震などの災害が発生した場合やガスの圧力が低下した場合などで異なりますので、きちんと表示を確認した上で復帰ボタンによるガスの復旧やプロパンガス会社への連絡を行ってください。特にガスの臭いがしている時は危険なので、プロパンガスの元栓を閉め契約中のプロパンガス会社に連絡するなどの迅速な対応を行ってください。
さて、地震に話を戻しますと、このマイコンメーターの機能によって地震などの大災害の後の二次災害を防ぐことができています。プロパンガスによる二次災害とは、ガス管の亀裂によるガス漏れやプロパンガスによる火災、爆発などのことです。先の大震災で、プロパンガスは二次災害を発生させない安全性を実証しています。

プロパンガスと災害時の復旧

プロパンガスが地震に強いと言われているもう一つの理由が、地震発生後のガスの復旧の早さです。
地震などの大災害が起こった後の問題の一つに、電気・ガス・水道のライフラインの復旧が挙げられます。電気・ガス・水道は生活になくてはならないものですが、完全に回復するまでに長い時間を要します。各ライフラインの被害状況がひどい場合は、復旧までに何ヶ月もかかってしまうことすらあります。
そんな中で、早いうちに復旧させられるのがこのプロパンガスです。都市ガスはガス管が地中深くにあるため、被害も大きくなりがちでなかなか回復できません。しかしプロパンガスはガス管の配管が短く災害の後の点検がしやすくなっています。ガスボンベも各家庭にあるため、すぐにガスを使うことができるのです。
東日本大震災や熊本地震では、やはりプロパンガスの復旧が早かったといいます。これらの大地震の時、都市ガスは復旧までに約2,3ヶ月ほどの時間がかかってしまいました。ところがプロパンガスは早いところで1週間程度で復旧ができたとのことです。
各家庭へのプロパンガスの復旧だけでなく、避難所や仮設住宅でもプロパンガスは重宝されたようです。プロパンガスはガスボンベの運搬によって供給を即座に行えるため、配送するための道路さえあれば供給が可能なのです。
これが、プロパンガスが災害に強いといわれている由縁です。

プロパンガスの災害時の評価

地震に強いプロパンガスは、消費者の間でも導入の見直しがされているようです。
やはり、災害に強いというのは最大のメリットであるといえます。非常時にほぼすべてのライフラインが止まっている中、ガスだけでも使うことができるのはだいぶ心強いことでしょう。
これから先の大災害が懸念されている今、復旧しやすいライフラインに注目が集まっています。

 

いかがでしょうか。
都市ガスやオール電化などの地球に優しいライフラインも大切ですが、災害に強いプロパンガスについても再び検討し直してみてください。

プロパンガス料金は安くなります!誤解してる3つのこと

プロパンガスは電気、水道と並んで生活に欠かせないものですが、昔から利用している人でもわからない事情があります。現状プロパンガスについて多くの方が誤解しているのです。
そんなプロパンガスにまつわる誤解を紐解き、プロパンガスの料金を賢く節約しましょう!

1,プロパンガス料金の誤解

公共料金である都市ガスと違い、実はプロパンガスは以前からずっと自由料金です。
プロパンガス会社が自由に料金の値上げや値下げを行うことができ、消費者側も自由にプロパンガス会社を選択することができます。
おそらく光熱費として電気、ガス、水道と並列で呼ぶため、ここからプロパンガス代も公共料金であるという誤解が生じてしまったのではないかと思われます。正しくはプロパンガスは自由料金なのです。
都市ガスの料金と比べてプロパンガスの料金が高いと感じるのも、プロパンガス会社が独自に料金を本来の適正な料金よりも高く設定しているためです。適正料金でプロパンガスを供給している会社では、月々の料金は都市ガスと大差ありません。
このように長いこと誤解されてきたプロパンガス料金ですが、電気の自由化と合わせてはじまった都市ガスの自由化によりプロパンガスの自由料金が知れ渡るようになりました。それに合わせてプロパンガス会社を乗り替えるご家庭も増えてきているようです。

2,プロパンガス会社選択に関する誤解

こちらも誤解があるのですが、先に自由料金の項目でも挙げましたように、プロパンガス会社は消費者が自由に選択することができます。都市ガスのように契約できる会社が地域ごとに決まっている、などということもありません。
ご自宅からプロパンガス会社を選択できるエリアの基準としては、大方30分以内に緊急でプロパンガス会社が駆けつけることのできる距離、おおよそご自宅からプロパンガス会社の営業所が20km以内であれば問題なく契約できるでしょう。現在ご家庭のプロパンガス料金が高いと感じていらっしゃるのでしたら、無理をして契約を継続する必要はないのです。
一方、このプロパンガス会社の選択の自由にかこつけて近年プロパンガスの訪問営業が横行しています。プロパンガスを1立方メートル当たり300円未満という安すぎる料金で売り込み、契約をするとその後徐々に値上げをされてしまうという手口です。
いいプロパンガス会社は、適正な料金で安定した供給を続ける会社です。くれぐれも訪問営業にはご注意ください。

3,プロパンガスの販売に関する誤解

プロパンガスの自由料金に関連したお話ですが、実はプロパンガスの販売料金は一律ではありません。しかし、多くの方が都市ガスと同じくプロパンガス料金を一律であると誤解しています。プロパンガスは都市ガスのように料金を国や自治体に届出る必要がないため、料金にばらつきが出るのが普通です。
ご近所とプロパンガスの料金を比べた時、ご自宅の料金の方が高かったというご相談をよくいただきます。プロパンガスの1立方メートルあたりの単価をプロパンガス会社が自由に決められるため無理もないのですが、これこそがプロパンガスの料金の実態であるといえます。
プロパンガスが自由料金ということは、プロパンガス会社によって料金が違うのはもちろんのこと、仮に同じプロパンガス会社であっても各ご家庭の条件によって違うということなのです。プロパンガスは輸入品ですので、原価の高騰を口実に料金をどんどん値上げしていくプロパンガス会社もあります。さらには契約の時期によっても料金が変わることさえあります。これはプロパンガス会社の運搬にかかる経費や、プロパンガス会社同士の横のつながりによる利益第一という考え方によるものですが、プロパンガス業界の料金の決め方は不透明すぎるといえます。
とはいえ、変な値上げや高い利益回収だけを考えるプロパンガス会社ばかりではありません。適正料金でのプロパンガスの供給を考えているプロパンガス会社は必ず各地にございます。当サイトでは適正料金のプロパンガス会社をご紹介させていただいておりますので、現在のプロパンガス会社でお困りの方は是非お問い合わせください。

 

いかがでしたか?
プロパンガスの正しい知識を身につけ、ご家庭の月々のプロパンガス代を見直してみてください。

プロパンガス会社変更の前に知っておきたい業界の4つのルール

プロパンガス会社を消費者が自由に変更できることは、電力自由化とともに徐々に広まってきました。
実は電力会社を変更しても家計にさほど変化はないのですが、プロパンガスは違います。プロパンガス会社を変更するだけで、大幅な節約ができる場合があるのです。
しかしプロパンガス業界には独自のルールがあり、それを知らないとかえって損をしてしまうことにもなりかねません。
プロパンガス業界の4つのルールを事前に把握し、スムーズにプロパンガス会社の変更を行いましょう。

1,プロパンガス会社の料金のルール

公共料金である都市ガスと違い、プロパンガスは自由料金です。ところが、プロパンガス会社はプロパンガスの料金単価を明示していないことがほとんどです。プロパンガスの会社ごと、さらには契約者ごとに違うプロパンガスの料金が、プロパンガス会社の営業所やホームページに記載されていないのです。
プロパンガス料金を明示しないことにより、プロパンガス会社は独断で料金の値上げをします。プロパンガスは輸入品ですから、原油価格が高騰すればそれを理由に料金を値上げしていきます。また、クレームに応じて値下げをするなどというケースもあるため契約者ごとにプロパンガスの料金が違います。このようなことが繰り返されるため、多くのプロパンガス会社は料金を表示しないのです。
ところが近年、経済産業省はプロパンガス会社に料金の明示を行うように求めました。今まで不透明だったプロパンガス業界にようやくメスが入った形ですが、長いこと業界独自のルールが横行していたため、改良されたといえるようになるまではまだまだ長い年月が必要でしょう。

2,プロパンガス料金の値上げのルール

先に挙げましたように、プロパンガスは輸入品であり自由料金です。本来は原油価格の高騰など関係ないに等しく、プロパンガス会社は自由に料金を上げ下げできてしまいます。これが都市ガスであれば、天然ガスの輸入の際の原油価格が月々のガス料金と密接に関係してくるのですが、プロパンガスは原油価格の高騰を理由にしていても実際は自社の勝手なルールで不透明な値上げをしていることがほとんどなのです。
優良なプロパンガス会社であれば値上げ前にちゃんと通達をしてくるのが普通ですが、悪徳のプロパンガス会社は値上げの通達をしてきません。悪徳のプロパンガス会社は大抵、契約前の訪問営業で1立方メートルあたり300円未満の売り込み料金を提示してきます。そして契約後徐々に値上げをされていってしまい、気がつくとプロパンガスの料金が驚くほど高くなっていたというご相談は当サイトでもよくいただきます。
このような不透明な値上げがまかり通ってしまうプロパンガス業界ですが、確実に是正はされてきております。悪徳なプロパンガス会社もあるということを把握し、おかしな値上げをされないことが大切です。

3,プロパンガス会社解約時の違約金のルール

プロパンガス業界にはガスの配管工事に関する無償貸与契約というルールがあります。お引越しや新築などで新しくプロパンガスを設置する際に工事費用をプロパンガス会社が全額負担してくれるというものなのですが、実はこれ、完全に無償というわけではありません。消費者側が工事費用を負担しない代わりに、工事費用を立て替えてくれるプロパンガス会社からの供給を15年間は継続しなくてはいけないという契約を消費者の気づかないうちに交わされてしまっているのです。
この無償貸与契約は、ご家庭でプロパンガスを使用されている方のほとんどが知りません。プロパンガス会社は詳しい説明もせずに契約書を持ってきて、消費者はよくわからないうちに契約書にサインをしてしまいます。そしていざプロパンガス会社を変更しようとした時に契約から15年未満だと、元のプロパンガス会社へ数10万円ほどの違約金を払わなくてはならなくなります。プロパンガス会社にとっては非常に都合のいい契約で、プロパンガス会社が損をしないようにできているものなのです。
当サイトでは違約金に関してのご相談も受け付けておりますので、お困りの際はお問い合わせください。

4,プロパンガス会社変更時のルール

プロパンガス業界は、その地域ごとにプロパンガス会社の横のつながりが強固です。プロパンガス会社同士が裏で繋がっていて高い利益を得ようとする昔からの暗黙のルールが存在します。そのため、プロパンガス会社を変更しようと契約を申し込んでも受け入れられないことがあります。消費者が契約中のプロパンガス会社と新しく契約をしようとしたプロパンガス会社の間にしがらみがあると、会社側は新しい契約の獲得よりも会社同士の良好な関係を第一に考えるのです。
そうでないプロパンガス会社ももちろん増えてはいますが、そういった会社に当たってしまった場合は自力での変更は難しいです。他業界で考えた場合、非常識と取れるルールもプロパンガス業界では浸透しきってしまっています。

 

プロパンガス業界、特に地方では古い常識が横行しています。
けれどもこの4つのルールを踏まえて、これらにとらわれていないプロパンガス会社を選択すれば、今よりもプロパンガスの料金がお得になることは間違いありません。
当サイトでは皆様のお力になれるように全力を尽くします。

プロパンガスの適正料金とは?

プロパンガスの訪問営業では、1立方メートルあたり300円未満のかなり安い料金を提示されることが多くあります。しかしその料金でプロパンガス会社が利益を出せることはなく、契約を続けるにつれ結果的に徐々に値上げをされていってしまいます。
プロパンガスの料金には地域ごとに適正な料金があります。ここではその適正料金についてご説明致します。

プロパンガスへの誤解

プロパンガスは長いこと、公共料金であると誤解されてきました。これはおそらく各ご家庭の光熱費を電気・水道・ガスとひとまとめに呼ばれていたことが原因の一つであると考えられます。正しくは、都市ガスが公共料金で、プロパンガスは自由料金です。
都市ガスは公共料金であるため、国や自治体の許可・承認がなければ料金を決めることができません。このため料金の変動は少なく、消費者側が値下げを要求したとしてガスの料金はまず安くはなりません。

 

プロパンガス業界の体質

ところがプロパンガスは自由料金のため、各プロパンガス会社は昔から自由に料金を決めることができていました。しかし消費者にはそのことが全く伝わっておらず、いまだにプロパンガスは公共料金だと多くの人が思っています。また、消費者がプロパンガス会社を自由に選択できることも知らない方が多いようです。そのため、プロパンガスは高いものだけれどもどうしようもないと諦めてしまう方がほとんどでした。

 

変わり始めたプロパンガス業界

プロパンガス業界は会社同士の横のつながりが強く、消費者を逃さず高い利益を得るためにこうした状況を意図的に作ってきたとはいえ、このままではプロパンガス業界そのものが衰退してしまいます。時代は変わり、今までの不透明なプロパンガス業界のやり方では通用しないのです。電力や都市ガス会社の自由化がはじまった今、プロパンガス業界も変わることが大切なのです。
とはいえ、長いこと続いてきたプロパンガス業界の体質が今すぐに変わることは難しいでしょうし、消費者の誤解もまたすぐに解けることはないでしょう。そこで当サイトではプロパンガスの適正料金を設定し、プロパンガスを安定した料金で供給するプロパンガス会社をご紹介することでお客様に安心していただくことをまず第一に考えております。

プロパンガスの適正料金

プロパンガスの適正料金は、その熱量によって定められています。熱量は火力に直接結びつくエネルギー量で、熱量が多ければ多いほど強力な火力が出ます。
プロパンガスの熱量は24,000kcal/㎥と言われています。対して都市ガスの熱量は約11,000kcal/㎥で、プロパンガスの方が1立方メートルあたりの熱量が多いのです。実はこの熱量の差がプロパンガスと都市ガスの料金の差に関係があります。本来はプロパンガスと都市ガスの料金をそのまま比較すること自体が間違いです。

 

熱量に合わせた料金で計算

プロパンガスと都市ガスの料金を比較するとき、熱量を大体同じぐらいの数値にして高いか安いかを見極めることが重要です。すなわち、都市ガスの料金を2.2倍にした料金が適正料金、ということになります。
こちらの適正料金はプロパンガス会社に無理やり当てはめさせているものではなく、プロパンガス会社の利益もきちんと見込んでおります。その上で消費者にも安心してプロパンガスを使用していただける料金です。
当サイトで考えている適正料金は、都市ガスの料金をモデルにしております。先に申しましたように、この適正料金はプロパンガス会社が無理なく経営を続けることのできる料金です。また、消費者に家庭内の全てを電力に切り替える必要はないと考えてもらえるように、プロパンガスの方がお得だと感じてもらえるような料金設定なのです。

 

いかがでしょうか。
プロパンガスに関して困ったことがございましたら、是非当サイトまでお問い合わせください。

プロパンガスの料金が高い理由とは?

今日では、プロパンガスの料金は都市ガスの料金よりも高いという話がまるで一般常識のように知れ渡っています。
それは一体なぜなのでしょうか?
主な理由はその料金制度の違いにあります。プロパンガスの料金が高い理由を紐解いていきましょう。

プロパンガスは自由料金

まず、都市ガスは公共料金です。電気や水道などと同じように都市ガスは公共料金であるため、国や自治体への届出が必須で許可制になっています。そのため、価格が大きく変動することはありません。
また都市ガスには主にメタンを主成分とした天然ガスを使用しています。天然ガスは常温で液化しにくく空気よりも軽いため、都市ガスは各地の貯蔵タンクから地下のガス管を通して直接各家庭に運搬することができるのです。つまりその分運搬するための人件費や輸送代などもかかりません。
一方、プロパンガスは灯油やガソリンなどと同じ自由料金です。これは会社側が自由に値上げや値下げができるということであり、どこにも届出る必要はありません。消費者側もどのプロパンガス会社を選ぶかは自由ということです。
プロパンガスはプロパンやブタンを主成分とした液化石油ガスを使用しています。プロパンガスは圧力をかけると常温でも簡単に液化するため、ガスボンベに詰めて運搬することができます。なのでガス管が通っていない地域のご家庭でも使用することができるのですが、その分プロパンガスは運搬に人件費や輸送代がかかってしまいます。費用が上乗せされる分、プロパンガスの料金は都市ガスの料金よりも高いのです。
さらに、プロパンガスは灯油やガソリンと同じく大半が輸入品です。輸入価格は毎月変動し、為替レートによっても変わってくるため原油価格が高騰すればプロパンガスの料金も上がります。大半のプロパンガス会社は、プロパンガスが自由料金であるのをいいことに輸入価格の高騰を理由とした値上げを行います。
これが、プロパンガスの料金が高いからくりの1つなのです。

プロパンガス会社同士のつながり

近年になってようやく、関東地方をはじめとした人口の多い地域でプロパンガス会社同士の競争が目立ってくるようにはなりましたが、実はそれまではプロパンガス業界は価格競争などほとんどない市場でした。これはプロパンガス会社同士の横のつながりが強いことと関係があります。
プロパンガス業界では、長いこと力のある会社同士が裏でこっそり繋がり、プロパンガスの料金をお互いにほとんど変わらない料金にするよう決められていました。そうすることで顧客の取り合いをせず、今いる顧客からより高い料金を徴収することを目的としてきたのです。高い料金を維持しプロパンガスを供給することで価格競争をなくしたため、消費者の間でもプロパンガス会社を変えるという発想がありませんでした。
ここで浮上してきたのが、プロパンガス会社の訪問営業の問題です。訪問営業では、1立方メートルあたり300円未満というあまりにも安すぎる料金で自社との契約を持ちかけてきます。もしこういったプロパンガス会社と容易に契約をしてしまうと、はじめはその安い料金でプロパンガスの供給を受けられますが、徐々に値上げを繰り返されていってしまいます。その値段で供給を続けるとプロパンガス会社は赤字になってしまうので、プロパンガス会社側はあらかじめ値上げありきで契約件数を獲得するために格安料金を提示してくるのです。訪問販売を受けた消費者側はそこで初めてプロパンガスの自由料金制を知る場合が多い為、営業マンの口車に乗ってしまう例は後を絶ちません。
後々困ったことにならない為にも、プロパンガスの料金のしくみについて正しい知識を得ることが大切です。

プロパンガス会社は自由に選べる!

先にも挙げましたように、プロパンガスは自由料金であることと同時に消費者はプロパンガス会社を自由に選択することができます。万が一ご自宅のプロパンガス料金が高いと感じて契約中のプロパンガス会社が値下げに応じてくれないのであれば、消費者は今よりも安い料金でプロパンガスを提供してくれる会社に容易に乗り換えることができるのです。
けれども、安いプロパンガス料金を提示してくる会社がいい会社だとは言い切れません。訪問営業の例で挙げたように、安すぎる料金は早いうちの値上げにもつながります。
では、どういうプロパンガス会社がいい会社なのでしょうか?
一番重要なことは、適正な料金でプロパンガスの安定した供給を続けてもらうことです。適正料金でプロパンガスを供給してもらえれば、実は都市ガスと料金はさほど変わらなくなるのです。そのような会社が消費者にとっていい会社であると当サイトでは考えております。仮に値上げを行う場合、当然ながらいいプロパンガス会社は必ず事前に消費者側へ料金の値上げに関する通知をします。消費者側には自由な選択の余地があるのです。
当サイトでは、適正料金で供給を続けるプロパンガス会社をご紹介させていただくことができます。もしプロパンガスに関してお困りのことがございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。

プロパンガスと都市ガスの決定的に違う3つの事

言葉では「ガス」とひとまとめにしても、実はプロパンガスと都市ガスは全く違うものです。
プロパンガスと都市ガスで料金の差を比べる事はよくありますが、そのまま比較するのは正直あまり意味のないことであったりもします。
ここでは、それぞれの違いについて確認していきましょう。

1,プロパンガスと都市ガスの料金

プロパンガス

プロパンガスはプロパンやブタンを主成分としています。液化石油ガスとも呼ばれ、圧力をかけると常温でも液化する性質を利用してガスボンベでの運搬をしています。プロパンガスは液化した時に体積が気体の250分の1程度になるため、液化したほうが運ぶのに便利なのです。
プロパンガスは自由料金です。そして会社側が自由に料金を設定でき、国や自治体などへの届出が必要ありません。プロパンガスはほどんどを輸入に頼っているため、ガソリンや石油のように原油価格が高騰するとプロパンガス代も高くなります。その輸入品である事情とプロパンガスの輸送にかかる費用などを合わせて、プロパンガス会社は料金を高くしてしまうことがあるのです。

都市ガス

都市ガスは主にメタンを主成分とした天然ガスを使用しています。天然ガスは常温で液化しにくく空気よりも軽いという性質があります。この性質を利用して、都市ガスは供給所の貯蔵タンクから地下に埋め込まれているガス管を通して直接各家庭に送り込まれます。
都市ガスは公共料金のため、会社側が独自に料金を設定することは不可能です。国や都道府県などの自治体に届出をしてから、認可が下りて料金が決まるのです。そのため頻繁に料金が変わるということはまずありません。天然ガス運搬のための人件費もほとんどかからないので、その分料金が安くなっているといえます。

2,プロパンガス・都市ガスの工事費用

プロパンガス

プロパンガス業界には、プロパンガスを使ってもらう代わりに配管などの工事費用を無償にする、無償貸与という昔からの慣わしがあります。しかしこれは完全無償というわけではありません。工事費用を無償にすることと引き換えに、大前提として10〜15年程度継続して契約の継続を行うことが条件であったりするのです。
このことを知らないまま他のプロパンガス会社に乗り換えようとした場合、元々契約していたプロパンガス会社は回収しきれなかった工事費用を消費者に請求してきます。しかもそもそもプロパンガスの配管の工事費用の無償に関する条件を説明していないことがほとんどでした。
本来工事費用を一括で支払う場合10万円未満で済みますが、無償貸与の場合は実質分割払いと同等のため総額で15万円ほどの金額になってしまうことがあります。
後々高額な出費にならないためにも、あらかじめプロパンガス会社に確認をしましょう。現在は工事の際に、一括払いか無償貸与か選ぶことができるプロパンガス会社が多いです。

都市ガス

都市ガスには無償貸与のような制度はなく、配管などの工事費用はほぼ消費者負担になります。
基本的に工事費用は15万程度までと考えられていますが、ご自宅前に都市ガスのガス管が引かれていない場合はガス本支菅工事の費用がかかってしまいます。この費用はご自宅までガス管を引く距離などで大きく変わってきますので、ガス管までの距離がかなり遠い場合はかなり高額になってしまう場合があります。

3,プロパンガス・都市ガスの熱量

プロパンガス

熱量(燃焼カロリー)は、要するに火力に直結します。
プロパンガスの熱量は24,000kcal/㎥と言われています。この熱量は都市ガスと比べて2倍以上高いものですので、強力な火力が出ます。つまり強力な火力が必要な製造工場や飲食店では、プロパンガスが導入されているとも言えます。

都市ガス

都市ガスの熱量は11,000kcal/㎥ほどです。プロパンガスに比べて火力は劣りますが、一般家庭での燃料としては全く不足はありません。
都市ガスはプロパンガスに比べて安価と言われていますが、熱量を比較した時にこのような違いが出てきます。プロパンガスと都市ガスの料金を比べる時には、地域の都市ガスの1立方メートルあたりの料金を2倍してプロパンガスの料金と比較することが必要です。

 

いかがでしょうか。
プロパンガスと都市ガスの違いを見極めた上で、ご自宅のガス会社を選定してみてください。

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